『沈まぬ太陽』
友よ、
今日は映画『沈まぬ太陽』を観に行った。
まさに、「魂が震えた」一作であった。始まって10分で涙が流れ出し、その後も数度に渡って込み上げてくる場面があった。
通常、原作に比べて映画は、背景や行間をスクリーンの中にどうしても納める事ができず、原作を読んで感動しても、映画になるとがっかりする事が多かったが、この作品は違った。3時間半にはとても納めきれない内容であるには違いないのだが、原作にあった重要な場面は十分時間をかけて表現し、さらに出演者の渾身の熱演もそれを助けていた。
ひとつだけ物足りなかったのが、龍崎一清が出てくる数場面。この人のモデルとなった方は、現在放送中のドラマ「不毛地帯」の壱岐正のモデルとなった方と同一人物であるが、この映画の中ではあまりに唐突な登場の仕方をしているので、原作を読んでいない人やこのモデルとなった方の事を知らない人にはワケが分からなかったのではないかと思う。
それにしても、人間としての生き方をあらためて考えさせられた。
では、また。
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